人は生まれてから、土に還るまでにいろいろなことを経験します。
「一期一会」。
一生で様々な人に出会い、お別れもあります。 人は一人で生まれて、一人で土に還ります。
そう考えると、人生で一番時間を共にするのは、自分ではないでしょうか。
一方で、毎日の生活で、自分と向き合う 時間はどれだけありますか?
本当に自分が望んでいることはなんだか知っていますか?
幸せは自分の心がつくるものと言いますが、病も自分の心がつくると、中医学では考えます。
中医学では、陰陽のバランスをとても大切にします。また、自分の身体は「陰」、自分の心(気)は「陽」。
すなわち、 自分の心(陽)が身体という入れ物(陰)に入っていて、そのバランスがとれていることが健康であると考えます。 特に、目にはみえない心、自分の心がどんな状態で、何を必要としているか、きちんと向き合ってみませんか。
人が還る土で育った食べ物にも命が宿っています。その食べ物の命をいただき、心を健やかにしたい。
食べ物にはその力が備わっています。人にも、その命を移し替える力が備わっています。
人の心がそれぞれ違うように、人がその時に必要な食べ物も実は違っています。
同じ人でもその時々で必要な食べ物が違っています。
では、何を食べたらよいか? その食べ方をサポートするのが、Yakuzen retreat®です。
おいしく食べられるものは、今の自分が必要としているもの。
「おいしい時間」が、「笑顔」をつくり、心を健やかに、「幸せ」な心にします。
一度きりの人生。土に還るその日まで、健やかに笑顔溢れる時間でありますように。
2022年 春
食医、Yakuzen retreat® artist 小池 美枝