施膳方針:滋陰・清熱
旬のおいしいアスパラガスをおいしい一番だしでいただきましょう。
アスパラガスがおいしい季節になりました。
採れたての新鮮なアスパラガスは生でも食べられます
免疫力をアップさせる山芋をあわせ、春の「肝」の気をおさめる
菊花を添えて、彩りもよく、春らしい1品です
一番だしは、飲み干してくださいね。
アスパラガスの薬膳的な効能は、補気・滋陰・清熱など。
アスパラギン酸でも知られる滋養強壮成分があることでも知られていますが、
まさに補気=気を補い元気になる効能と、滋陰といって身体の中の水分を補給します。
春は「肝気」があがって身体に熱がこもりやすくなりますので、
それを滋陰効果と、さらに清熱効果が冷ましてくれる。まさに春にぴったりの食材です。
そこに今騒がしくしているウイルスや花粉症など、「免疫力」をあげる
山芋をプラスし、春の「肝気」の影響からくる目の疲れやしょぼしょぼ、めまいなどに働きかける菊花を散らし、目にも美しいパワフルな一皿が出来上がりました。
■食材
アスパラガス
山芋(長芋)
菊花
一番だし
鰹節、昆布、酒、みりん、醤油
菊花用 甘酢
■作り方
1. アスパラガスは、下の部分の皮をむいて焦げ目がつくくらいフライパンで油をひかずに焼く
2. 一番だしをとり(300cc)、酒、塩、醤油で味を整える
好みでみりんで甘みをつけてもよい
3. 山芋をすりおろす(山芋の場合は、一番だしでのばしておく)
4. 菊花を甘酢につけておく
5. 盛り付ける
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